自分の人生の時間は有限である。その時にしかできないことは沢山あり、それは後になってから気付く事が多くあります。
一度の人生を過ごすうえ、変わりゆく生活環境の中で今の時間を何に使うのか、優先的にやるべき事は何か?考えることが大事ですよね。
有名な壺と石のお話は自分も若い頃に聞いておきたかった話です。
とある大学教授は壺を教団に置いて一つ一つ石を詰めた。壺が一杯になるまで石を詰めて、彼は学生に質問をした。
「この壺は満杯か?」
生徒は「はい」と答えた。
すると教授は教壇の下からバケツ一杯の砂利を壺の中に流し込み石と石の隙間を砂利で埋めていった。そしてもう一度生徒に質問をした。
「この壺は満杯か?」
生徒は答えた。「多分違うだろう・・・」
教授は次に砂を取り出してまた壺に入れていく。そしてもう一度質問をした。
「この壺は満杯か?」
生徒は「いいえ」と答えた。
続けて教授は水差しを取り出し水を壺に満杯まで注いだ。教授は尋ねる。
「私が何が言いたいのか、わかりますか?」
生徒は答えた。「どんなにスケジュールが厳しい時でも最大限の努力をすれば、いつでも予定を詰め込む事は可能だという事ですか?」
教授は答えた「重要なことはそこではない。この例が示してくれる真実は大きな石を先に入れない限り、それが入る余地はその後二度とないということなんだ。」
「君たちの人生にとって”大きな石”とは何だろうか?それは仕事であったり、志であったり、夢であったり・・・」教授は話を続ける。
「ここで言う”大きな石”とは君たちにとって一番大事なものだ。それを最初に壺の中に入れなさい。さもないと、君たちはそれを永遠に失うことになる。もし君たちが小さな砂利や砂。つまり自分にとって重要性の低いものから壺を満たしたならば、君たちの人生にとって重要ではない何かで満たされたものになるだろう。そして”大きな石”はもう後からでは決して入らない。つまりこの人生ではもう、叶わないもので終ってしまうのだよ」
人生という抽象的な像を具体的な例で表したお話。とても心に響いたお話です。この話を知った37歳の自分はもっと早く知りたかったと思う反面、今この瞬間が一番若く、やれることはまだ沢山あると考えさせられます。
自分にとって大事な事は人によって違いますが、自分の人生を終わりから考えた時、今の自分がやるべきことは何でしょうか?仕事、家族、趣味、勉強、どれも大事ですが時間には限りがあります。
将来やりたいと思うことは今できないのか?将来やりたいことに向かって準備はしているのか?人生の中の優先順位を考えて、後悔のない今の時間を過ごしたいと思います。