昨今の投資ブーム。2024年から新NISAがはじまり、若い世代も金融リテラシーを身に着け実践している人が増えてきています。
「FIREしたいけど、どこから手を付ければいいの?」
「普通の会社員がFIREなんて現実的なの?」
こんな悩みを持つ方、多いんじゃないでしょうか?
実は、堅実にコツコツ続ければ、FIREは「完全に無理な夢」ではありません。今回は、会社員がFIREを目指すための具体的な投資戦略(株・投信・ETF)をわかりやすくまとめました。
まず最初に知っておくべきこと
FIREに必要な要素はシンプルです。
①支出を抑える(節約)
→生活費が低いほどFIREしやすい
特に毎月かかる固定費を抑えることで大きな効果を発揮します。家賃や通信費は代表的なもので、サブスクの見直しや保険の必要性を見直していきましょう。
②収入を増やす(副業・昇給)
→投資に回せる余力が増える
まずは本業になる仕事をしっかり行い、年収アップや、資格の獲得で手当てを増やし若いからこそ自己投資を怠らない。副業で収入を上げる。
③資産を増やす(投資)
→時間を味方にする
月5万円の節約と副業で5万円の収入合わせて10万円を投資にまわし、年率5%を見込んで長期で運用すること。
FIREに最適な投資戦略3選
1. 株式投資(個別株)
メリット: ・高配当株なら不労所得が得られる
・成長株なら値上がり益も狙える
デメリット: ・銘柄選びが難しい
・リスクが大きい
→初心者は「高配当株+成長株」のバランスがおすすめ
(例)
・高配当株:三菱HCキャピタル、KDDI
・成長株:米国のGAFAM、半導体関連など
2. 投資信託(インデックスファンド)
メリット: ・少額から積立OK
・銘柄選び不要(ほったらかしOK)
・長期投資に最適
おすすめ商品:
- eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
- S&P500系(楽天・S&P500、SBI・V・S&P500)
→会社員の王道戦略はこれ。
積立NISA、iDeCoで全力積立!
3. ETF(上場投資信託)
メリット: ・手数料が安い
・世界中の優良企業に分散投資できる
・配当金がある銘柄も多い
おすすめETF:
銘柄 | 内容 | 配当利回り |
---|---|---|
VTI | 米国全体に投資 | 1.5%前後 |
VOO | S&P500連動 | 1.5%前後 |
HDV/SPYD/VYM | 高配当ETF | 3〜5%程度 |
→楽天証券やSBI証券で買えます。
FIRE戦略の基本方程式
▼私が考える「普通の会社員のFIRE戦略」はこんな感じ
- 生活防衛資金(現金)半年〜1年分確保
- 余剰資金で積立NISAを満額活用
- さらに余剰があればETFや個別株へ
- 副業 or 昇給で投資額アップ
- 配当金 or 取り崩しでFIRE生活へ
まとめ
投資先 | 特徴 | 初心者向け度 |
---|---|---|
個別株 | 高配当 or 成長株を選ぶ | ★★☆☆☆ |
投資信託 | インデックス積立が基本 | ★★★★★ |
ETF | 米国ETFが人気 | ★★★★☆ |
FIREは派手さより「地味な積立」が最強です。
資本社会はリスクを取る者はリスクを取らない者から資金が回ってきます。しかしリスクを取りすぎたり、間違ったリスクを取ってしまうと取り返しのつかないことになりかねません。リスク許容は個人差がある為、経験して身に着けていくしかないです。プロの機関投資家の9割がインデックス指数に長期で見ると負けていることから、長期積み立てが今では最強と言われています。あとは個人投資家の欲と恐怖に勝てるかが先の結果に表れるでしょう。