健康・習慣

【登山と健康の関係】一歩ずつ、自分らしく。山が教えてくれた心と体の整え方

この記事では、僕自身が8年間登山を続ける中で感じてきた「登山と健康の深い関係」について、少しだけお話ししてみたいと思います。

■ はじまりは「ただ、景色に感動したから」

登山を始めたきっかけは、ほんとに単純で、山の上から見る景色があまりにも綺麗で、心が震えるような感動を覚えたからでした。稜線を歩く解放感は経験しないとわかりませんね。

最初は写真を撮ったり、登頂の達成感を楽しんだりしていたんですが、ひとりで登る時間が増えるにつれて、だんだんと山に「風景」以外のものを見つけるようになりました。

それは、価値観だったり、自分自身との対話だったり、時には欲や葛藤だったり。
見たことのない“内側の風景”に出会いに、僕は山へ向かうようになったんです。

■ 体力がつくだけじゃない。「疲れ」との付き合い方も変わった

登山を続けていると、自然と体力もついてきます。でもそれ以上に大きかったのが、「疲れとうまく付き合えるようになった」こと。

最初の頃はペース配分がうまくできずバテてしまったり、筋肉痛で翌日動けなかったりもしました。それでもハイペースで登ってしまうのは早く景色が見たかった。はやる気持ちが抑えられなかった若さがありました。だけど今では、自分の体の状態や限界をちゃんと感じ取って、無理せず動けるようになり、この感覚は日常生活でもすごく役に立つんですよね。

仕事でも家事でも、「今、自分は疲れてるな」って気づけるようになると、うまくリズムが取れるようになるんです。

■ 山に入ると、心の中がすーっと晴れていく

登っている最中は、余計なことを考えなくなる。
目の前の一歩に集中して、自然の音や風を感じているうちに、心の中のもやもやが少しずつ晴れていくんです。もちろん毎回疲れてもう嫌だ・・と毎回毎回思いますwそれでももう一歩前に・・もう一歩前に・・と1000歩2000歩と歩みを進めます。

僕にとって登山は、まるで“心の掃除”。
悩みごとがあっても、山を降りる頃には「あれ、そんなに深刻なことじゃなかったかもな」と思えることも多いです。日常生活ではやはり悩みは多くあります。でも登山を始めてからはなんで悩んでいるんだろうと客観的に自分の悩みを捉えることができて、じゃあどうする?と悩みは悩みではなくなります。

■ 「変えられるもの」と「変えられないもの」が見えてくる

山に登っていると、思い通りにいかないことって本当に多いんですよね。天気、体調、ルート…。
だけどその中で、自分でできることをしっかりやって、あとは受け入れる。

そんな経験を繰り返すうちに、普段の生活でも「今の自分にできることは何か」「変えられないものはどう受け止めるか」を自然と考えられるようになりました。

焦らず、一歩ずつ、前に進む。
そんな思考と行動が、仕事や人生にもしっかり根付いてきたように思います。

■ 登山を続けるために、健康を大事にするようになった

山に登るには体力が必要だから、日頃から食事や運動に気をつかうようになりました。
暴飲暴食を避けたり、軽くでも運動したり。

登山があるから健康に気をつけるようになる。
逆に言えば、「健康を保つモチベーション」として登山はとてもいい習慣だと思います。

■ 伝えたいこと:今できる一歩が、未来の自分を作る

登山を通じて、僕が一番伝えたいのはこれです。

「今できることを、一歩ずつやっていけば、きっと未来は明るくなる」

登山って、心も体も前向きにしてくれる最高のアクティビティなんです。
もし今「やりたいことが見つからない」「なんだかモヤモヤしている」って人がいたら、ぜひ一度山に行ってみてほしい。

行動してみると、見えてくるものって必ずある。

人は経験したことから価値観が決まる。登山は日々の暮らしに感謝の心が生まれます。
そしてその中に、あなたの人生を変えるヒントがきっとあると思います。

ABOUT ME
SORA
年収500万円のアラフォー整備士 30代は登山に目覚め 現在は2児のパパです。 マイホームに子育てにお金のかかりまくる今と将来の生活を考え、 FIREの考え方と出会い、仕事と家庭に日々奮闘しております。 登山が好き!投資が好き!な方のご参考になればと思い 自分の思うとこをを発信していきます。