3000万円貯めるためにやるべき5選も紹介!
1. 20代〜50代の平均貯蓄はどれくらい?
「みんなどのくらい貯めているの?」
こんな疑問は、FIREを目指す人なら一度は気になりますよね。
◆年代別の平均貯蓄(金融広報中央委員会より)
- 20代: 約240万円(中央値50万円)
- 30代: 約640万円(中央値200万円)
- 40代: 約950万円(中央値350万円)
- 50代: 約1600万円(中央値600万円)
▶ 平均は“お金持ちが引き上げている数値”なので当てになりにくい。
実態に近いのは中央値。
つまり、多くの人は
50代でも貯蓄600万円前後が現実ということ。
2. 資産額で変わる「見える景色」
ここでは、一般的な家庭(子育て・住宅ローンあり)を想定し、
資産3000万・4000万・5000万円で何が変わるのかをまとめました。
◆【資産3000万円】…“不安から準備のステージへ”
3000万円に到達すると多くの人がこう感じます。
「もしもの不安が大きく減る」
理由はシンプルで、
- 生活防衛費が十分に確保できる
- 収入が落ちても数年は耐えられる
- 投資の複利が実感できる
- 学費・車購入などの急な支出への耐性が高まる
年間4%で運用できれば、
**3000万 × 4%=120万円(毎月10万円)**が資産から生まれる世界。
“生活の安心”が一段階上がるステージですね。
◆【資産4000万円】…“人生の選択肢が広がるステージ”
4000万円を超えると、行動が変わり始めます。
- 転職や副業など「挑戦」がしやすくなる
- 子どもの教育費を全額カバーできる見通し
- 車・住宅など大きな買い物でも慌てない
- 投資の利益だけで年間160万円(毎月13万円)
会社への依存度が大きく下がるタイミングがこのあたり。
「働かされる」から「選んで働く」へ
価値観が変わり始める人が多い資産ラインです。
◆【資産5000万円】…“生活の自由度が一気に上がるステージ”
半FIRE・サイドFIREが現実味を帯びる世界。
- 月15〜20万円の取り崩しが可能
- 週休3〜4日の働き方が見える
- 急な出費でも動じない「メンタルの強さ」
- 給与<投資の伸び を体感できる
特に40代〜50代で5000万円があると
**「60歳前後でのFIRE」**も十分な射程に入ります。
5000万円は「お金のストレスがほぼ消える水準」とも言えます。
3. 【必見】3000万円貯めるためにやるべき5選
あなたが20代でも40代でも、
3000万円を目指す道筋はほぼ同じです。
ここでは再現性の高い“王道5つ”を紹介します。
① 固定費の削減(最初にやるべき最強の一手)
- 格安SIM
- 電気・ガスの見直し
- 生命保険の削減・解約
- サブスク整理
固定費は“一度の見直しで効果が永続する”最強の投資。
家庭持ちなら 年間30〜50万円の削減は普通に狙えます。
② 家計の自動化(貯金・投資の自動積立)
- 新NISA満額の自動積立
- 先取り貯金の自動化
- 給与口座→投資口座の自動仕分け
「気合」ではなく 仕組みで貯まる家計 に変えることが重要。
③ 収入アップの習慣化(転職・副業・資格)
3000万は節約だけでは遠い。
収入UP × 投資の二段ロケットが必須。
- 副業 → 月2〜5万円
- 転職 → 年収50〜100万円UP
- 資格・スキル → 5年後の年収を底上げ
時間を味方にするなら、早めの行動が勝ち。
④ 投資のルール化(長期・分散・積立が最強)
- S&P500
- 全世界株
- 新興国少なめのバランス投資
- 10年単位での積立
「暴落したので買えません」では一生貯まりません。
淡々と積み立て続ける“システム”が勝つ世界です。
⑤ 老後マネープランを可視化する(家族持ちは必須)
Pointは以下の3つ:
- 住宅ローン残高
- 子どもの教育費
- 夫婦の老後資金
これらをざっくりでも数値化すると、
「何年で3000万に届くか」がクリアになるのでモチベUPに直結。
4. まとめ
- 平均貯蓄は50代でも600万円前後(中央値)
- 資産3000万円→不安が減る
- 資産4000万円→選択肢が広がる
- 資産5000万円→自由度が一気に上がる
- 3000万円を作るには「固定費削減・投資・収入UP」が必須
