登山ではレインウェアを携帯することが非常に重要です。山の天気は変わりやすく、突然の雨で体を濡らしてしまっては夏でも低体温症になる事があり、体を守るレインウェアが重要アイテムになってきます。
レインウェアを選ぼう!
レインウェアの必要性
山を登る際、レインウェアは必須アイテムです。雨で体が濡れてしまえば体が冷えて体力を奪われてしまい、動けなくなってしまったり、命の危険性もあります。雨以外にも防風や寒さ対策にもなり、あらゆる場面から身を守ります。ポンチョでは横からくる雨に弱く透湿性能が弱いものが多い為山では不向きです。傘では片手が塞がってしまい、転倒時に危険な為、小雨であってもレインウェアを使いましょう。
レインウェアの機能・性能
①防水性
浸水や染み込みを防ぐ防水性は物によって異なり、もちろん高い方がいいです。防水性が低いと大雨や暴風雨時は雨がしみてきます。
②透湿性
レインウェア内部の蒸れ、湿気を外部に排出する能力です。登山は汗をかくので透湿性の悪いレインウェアでは中が湿気でびしょびしょになってしまい、濡れた体は冷えて危険です。ビニールガッパは透湿性が悪いので登山には適さないです。登山に使うには透湿性の優れた物を使いましょう。
レインウェアの素材
レインウェアに使われる素材で有名なのがゴアテックス(GORE-TEX)があります。ゴアテックスは水滴の大きさよりも小さな穴が無数あいていて、また水蒸気よりは大きい穴になってる為、雨を通さず蒸れや中の熱を外に逃がす為、抜群の性能を発揮してくれます。ゴアテックスを使用したレインウェアは他と比べると快適さが違うのでオススメです!その他にメーカー独自の技術で防水性と透湿性をの高いウェアがあります。ゴアテックスを使っていない物は比較的安価で買えます。
レインウェア選びのポイント
レインウェアを選ぶ際に、重要なのが先ほどの防水性と透湿性を重要視して、アルプスなどの高山に行くならゴアテックスの物がオススメできます。登山靴やザックと違いレインウェアは性能において大は小を兼ねるが当てはまるので、いいものの方が快適に使えます。デザインにおいては風の侵入を防ぐ絞り(袖や腰)があり試着してみて、ある程度フィット感があるものや、柔軟性がありガサ付きの少ない方が快適です。脇の部分にジッパーがあるタイプもあり、中の湿気を逃がすものもあります。
まとめ
レインウェアは最重要アイテムと言っても過言ではありません。快適に山を歩く為にいいものを準備していると、悪天候もまた楽しめるかもしれません。雪山ではハードシェルといった強力なウェアも必要ですが、それ以外の登山ではレインウェアは大事な装備です。色やデザインも各メーカーたくさんの種類を出しているので、好みを探して自分色のレインウェアを探してみましょう!