はじめに|暴落は必ず来る。問題は「その時どう動くか」
「いきなり評価額が20%減ってパニックに…」
「買い増すべき?逃げるべき?」
「もうNISAやめたくなってきた…」
投資歴に関係なく、株価暴落時は誰でも不安になります。
でも、そんな時こそ「長期インデックス投資家」としての心得と準備が大切です。
本記事では、暴落時に慌てず行動するための「5つの指針」を紹介します。
1. 心得|暴落は“普通にあること”と理解せよ
まず知っておくべき事実:
✅ 株価は10〜20年の間に必ず数回は暴落します。
- 2008年:リーマンショック(米国株 約-50%)
- 2020年:コロナショック(約-30%)
- 未来:また必ず何かが起こる
👉 「暴落があることを前提に投資する」ことが大前提です。
2. 行動|やるべきことは「動かない勇気」
暴落時に多くの人が取る行動
→「売る」「積立を止める」「全額現金に戻す」
しかし、インデックス投資家が取るべき行動はこうです:
✅ 積立は止めず、むしろ“淡々と続ける”
✅ 下がった分、口数が多く買える=チャンス
✅ 売らなければ“損失は確定しない”
3. 備え|暴落前にやっておくべき対策
暴落中に冷静でいるためには、「暴落が来る前」に準備が必要です。
🔸具体的な備え
- ✅ 生活防衛資金(6ヶ月分)を確保しておく
- ✅ リスク資産と現金・債券のバランスを定期的に確認
- ✅ 暴落シナリオを想定して「心のリハーサル」
👉「準備できていれば、恐怖は軽くなる」
4. 分析|自分の投資スタイルを見直すチャンス
暴落時は、自分のリスク許容度を再確認する機会でもあります。
自問してみよう:
- 「-30%下がったら夜眠れるか?」
- 「5年下がりっぱなしでも積立を続けられるか?」
- 「資産配分は本当に自分に合っているか?」
✅ 必要に応じて、株式:債券比率の調整や現金比率アップも選択肢。
5. 継続|歴史が証明する“持ち続けた人が勝つ”法則
長期インデックス投資で重要なのは「投資を続けること」。
たとえ暴落があっても:
- 米国市場はリーマン後もコロナ後も史上最高値を更新
- 積立投資は「高いときも安いときも買い続けることで平均化」
- 時間が経つほど、価格ではなく“口数”が資産を生む
👉 「売らない」「止めない」=最大の勝ちパターン
まとめ|インデックス投資家が暴落時にやるべきこと5つ
やること | ポイント |
---|---|
1. 心の準備 | 暴落は想定済みのイベント |
2. 積立継続 | 感情に左右されず、自動で淡々と |
3. 生活防衛資金の確保 | 投資とは別に安心資金を持つ |
4. 資産配分の確認 | 無理のないリスク設計を |
5. 継続と信念 | 売らずに持ち続けた人が報われる |
暴落は買い増しのチャンスだと今では平然とした気持ちでいれますが、投資初期の自分はやはり不安な気持ちで売ってしまったり、余計なことをして失敗しました。インデックスに積み立てて何もしないってのが結局正解だったと思います。実際にやってみて勉強できたのはいい経験になりました。素人投資家は下落ありきで積み立て、長期運用で間違いなく利益が出ます。短期的な利益を出さなければいけないプロの投資家と違い、長期の複利の恩恵を受けられるのは素人の最大の特権です。