登山靴は目的によってさまざまな種類があり特徴も違ってきます。デザインだけでなくて山の環境や登り方で使い分けができるように選んでいきましょう!
登山靴を選ぼう!
登山靴の必要性
一般的な運動靴は舗装された平地を歩くなら問題ないですが、登山道は石や岩場などでスリップ事故や捻挫などの危険があります。思い荷物を持って登山する場合は靴底がしっかりとしたものを選び足の疲労を軽減させる効果もあります。運動靴では長時間の歩行で壊れてしまう事がある為、それに耐えられる専用の登山靴が必要になります。
登山靴に必要な機能・性能
①靴底、つま先の固さ
岩場やガレ場は舗装された歩道とは違い靴にダメージを受けます。やわらかい靴では壊れてします為、靴底つま先の固い丈夫な登山靴は必須です。
②足首の固定
捻挫防止の為にはくるぶしの固定をすることが効果的です。登山の途中で捻挫してしますと歩行に時間がかかってしまい、時間内に帰れなくなる恐れがあり危険です。
③転倒・スリップの防止
登山靴にはスリップしにくい靴底が採用されてます。転倒してしますと怪我や滑落の恐れがある為、運動靴で危険なコースを歩くのはやめましょう。
④防水性
山の天気は変わりやすく急な雨にも対応しなければいけません。登山道にはぬかるみがあったり水が流れている道を歩くこともある為、防水性も大事な機能です。足の濡れは不快だけでなく冷えると体力も奪われます。
靴の高さ
靴には①ローカット②ミドルカット③ハイカットの種類があります。それぞれメリット、デメリットがありますので、適したものを選びましょう。
①ローカットの特徴
メリットは軽くて足首が動きやすいので歩きやすい平地歩きやハイキングには適している。デメリットは石や水が入りやすく、他と比べると捻挫しやすく不安定な岩場には不向き。
③ハイカットの特徴
メリットは足首まで固定されて安定感があり捻挫しにくい。石や水も入りにくく靴底も丈夫なのでガレ場や岩場の歩行には適している。デメリットは重たくて少し歩きにくいので平地の歩行ではメリットが無い。値段も比較的高価なものが多い。
②ミドルカット
ローカットとハイカットの特徴の中間的な機能・性能があり幅広く使える。ハイキングからトレッキング程のコースなら十分適応できます。万能性があるので最初の1足目にオススメできるタイプがミドルカットです。今後本格的な岩場や重い荷物を持って縦走する場合はハイカットを用意したり、トレイルランニングなどでローカットを選んでみたり、登山のスタイルに合わせて追加購入していくのがいいと思います。
靴のサイズ選び
登山靴は必ず履いてみてフィット感を確認しましょう。その際に厚めの靴下(実際に登山で履くもの)を履いて確認します。つま先がピッタリすぎると下山時に爪を痛めるので少し隙間があるくらいがいいです。登山用品店には山道を想定した台が用意してある場合がありますので、そちらで違和感がないか」確認しましょう。
まとめ
登山靴は非常に大事な山道具に一つです。平地と違い第一に安全性を確保するのに登山靴は重要なパートナーとなります。靴選びはタイプの違う特徴を理解して自分の目的に合った靴を探してみましょう!ちなみに上級者になると雪山に行くこともあると思います。雪山には雪山専用の登山靴があります。機能・性能の何に重点を置くかによりますが、これから登山を始める方は万能のミドルカットがオススメです!行く山に合わせて、また2足目以降を考えてみましょう。
私の最初の靴はハイカットを選びました。理由は足首の保護で捻挫予防です。低山から高山まですべてハイカットです。理由はお金がないから沢山買えません(笑)重くて疲れますが、足首の安定感は抜群にいいので岩場の縦走でも安心して歩けます🎵