登山の楽しみは人それぞれです。山頂でのご飯や絶景を楽しむ時間など、さまざまです。テントを担いで自分だけの空間を楽しむのも良いですね!
山では山小屋で宿泊するのも楽しい時間の一つです。同じ山を登ってきた方との話や時間を共に過ごすのも良いと思います。
山小屋の魅力とは?良し悪しではなくテントと比べて違った魅力があります。
1. 重たい荷物を減らせる
山小屋に泊まることで、テントやマット、調理器具などの装備が不要になり、荷物を軽量化できます。これにより体力を温存でき、登山をより快適に楽しめます。
2. 悪天候時の安心感
山小屋は頑丈な建物であり、急な天候の変化にも対応できます。暴風雨や雷、夜間の冷え込みなど、テント泊では不安な状況でも安心して過ごせるのが大きな利点です。
3. 温かい食事が楽しめる
ほとんどの山小屋では、温かい夕食や朝食を提供してくれます。山の上で食べるカレーや味噌汁は格別で、疲れた体と心を癒してくれます。
4. 仲間や他の登山者との交流
山小屋では相部屋になることが多く、自然と他の登山者との会話が生まれます。登山の情報交換や励まし合いなど、普段の生活では得られない出会いや気づきがあります。
5. 標高を稼げる(高度順応しやすい)
山小屋泊は標高の高い場所で一泊できるため、翌日の行動が楽になったり、高山病のリスクを軽減できます。特に縦走や3000m級の山を目指す登山では重要な要素です。
6. ご来光や星空が間近で見られる
山の稜線上にある山小屋からは、ご来光や満天の星空が広がる絶景が見られます。非日常的なこの光景は、山小屋泊ならではのご褒美です。
そんな山小屋の紹介を個人的な主観のみで選んで3つ紹介したいと思います。
燕山荘

北アルプスの超有名な燕山荘は燕岳まで30分ほどにある山小屋で、赤い屋根が印象的な山小屋です。外にはベンチ、テーブルが複数あります。正面玄関を入ると石油ストーブがあり懐かしさと温かみを感じる山小屋でです。
宿泊費(2024年時点)

小屋内には喫茶サンルームがあり、コーヒーやケーキも楽しめます。

夜は満点の星空を見れるかもしれません!
白馬山荘

白馬岳直下にある山小屋で、最短ルートは白馬大雪渓を登ったルートです。他にも蓮華温泉側か白馬鑓温泉からの縦走ルートもあります。結構体力のいる登山ルートとなりますね。
白馬山荘は最大級の山小屋サイズでその大きさと内装の綺麗さは段違いで、まるでホテルにきているかのような小屋となっております。
宿泊費(2024年時点)

山荘から見える景色は白馬三山の稜線の美しさや白馬岳から見下ろす雲海や大雪渓の迫力など、1日いても飽きない風景がここにはあります。ゆっくりとすぎる時間を楽しむのも良いと思います。

この山域は雲海の発生率が高いです!
黒部五郎小舎

北アルプスの奥にあるまさに秘境と言える地に立つ山小屋。ミニマムなサイズが可愛く、しかし中は綺麗に作り上げてあり、長旅の身体を癒してくれます。黒部五郎岳までは2時間ほどの距離です。ここからは下界の雰囲気が一切感じられないほどの山奥に位置するため、本当に山が好きな人はこの黒部領域はとても癒しになるスポットだと思います。
宿泊費(2024年時点)

ここに来る人は黒部五郎岳を目指すと思いますが、紅葉時期の黒部カールは絶景です!私が行ったときは曇ってしまいましたが、それでも山の癒しを貰えました。


真っ白ですがメチャメチャ楽しい登山でした!

まとめ
今回は個人的な思考で好きな山小屋3選でしたが、正直言いますと登山をやっていて行った山小屋はすべて良いです。北アルプスが大好きなので北アルプスの山小屋ばかりになっていますが、どの山でもそこで過ごす時間がいい経験になって残っています。
テント伯や長距離の日帰り登山と比べると山小屋の利用は荷物も少なく、暖かい食事も食べられる為、体力、精神的にも安心のメリットがあります。そのすべては山小屋で働いてくれている方のおかげだと思います。登山も山小屋の過ごし方も感謝と敬意をもっていこうと思います。
