「満額投資できないと意味がない?」
NISA枠1800万円と聞くととても使えきれなそうに感じる金額です。最速で月30万円の5年間、月10万円なら15年間の期間が必要です。結論からいくと最速の5年間で作った元本は複利の力でとんでもない利益を出します。これは後からコツコツ追加投資してもかなわないくらいの威力で圧倒的な入金力には敵いません。しかし月30万円の入金ができる人は多くないでしょう。
では月10万円の入金ではどうでしょうか?シミュレーションしてみましょう。
「満額じゃないと遅いですか?」
SNSを見ると、
- 年360万円満額
- 最速1800万円
- 30代で資産5000万円
正直、焦りますよね。
でもここで一度立ち止まって考えてください。
👉 投資で本当に重要なのは“金額”でしょうか?
それとも――
“継続年数”でしょうか?
今回比較する2つの投資パターン
現実的なモデルで比較します。
✅ ケース① 新NISA満額投資
- 年360万円
- 月換算:約30万円
- 20年間継続
✅ ケース② 月10万円投資
- 年120万円
- 多くの家庭が到達可能
- 20年間継続
想像してみてください。
あなたはどちらを無理なく続けられそうですか?
前提条件(シミュレーション)
- 投資期間:20年
- 想定利回り:年5%
- 長期インデックス投資
(S&P500・全世界株想定)
20年後の資産額比較
■新NISA満額(年360万円)
- 投資元本:7,200万円
- 資産額:約 1億1,900万円
■月10万円投資(年120万円)
- 投資元本:2,400万円
- 資産額:約 約4,000万円
差額はどれくらい?
👉 約8,000万円の差
かなり大きく見えます。
ですがここが重要です。
この差は才能でも銘柄選びでもなく、
入金力 × 継続時間
だけで生まれています。
では月10万円は意味がない?
答えは完全にNOです。
むしろ現実では――
月10万円 × 20年
👉 約4,000万円
これは日本の平均的な老後資金を
ほぼ単独で解決するレベルです。
ここで質問です。
貯金だけで4,000万円作れますか?
実は多くのFIRE達成者のルート
多くの人はこう進みます。
STEP1
月3〜5万円
↓
STEP2
月10万円
↓
STEP3
収入増+家計最適化
↓
STEP4
満額近づく
つまり。
最初から満額の人はほぼいません。
本当の勝者パターン
実は最も強いのはこの形。
✔ 最初は月10万円
✔ 昇給ごとに増額
✔ 最終的に満額へ
時間を味方につけながら、
入金力も成長させる。
これはあなたの人生そのものです。
FIRE視点で見ると?
仮に:
- 月10万円
- 年利5%
- 20年
↓
約4,000万円
さらに厚生年金+退職金があれば、
👉 セミFIRE圏内
十分現実的です。
重要なのは「比較対象」
危険なのは、
❌ 満額投資している誰か
と比較すること。
比較すべき相手は、
昨日の自分の投資額
です。
今あなたがやるべきこと
✅ 月10万円を最初のゴールにする
✅ 自動積立を設定
✅ 昇給分は投資へ
✅ 投資額を年1回見直す
✅ 市場より家計を改善する
まとめ|20年後を決めるのは金額ではない
新NISA満額と月10万円。
確かに差は生まれます。
でも本質はここ。
投資は「速さ」ではなく「離脱しないこと」
20年後。
- 満額を目指して辞めた人
- 月10万円を続けた人
資産を持つのはどちらでしょうか?絶望し諦めてしまう人は多いと思いますが、相場に居続ける人は少数派で、勝組になれます。相場の乱高下で心折れても見据えるのは20年後の自分。今。を大事にすることは大切なことですが、20年後の今は現在の自分が作り出す未来で後戻りできません。今と未来のポートフォリオを自分で考えて作っていきましょう。
