私は40代で資産形成に取り組み、投資信託を中心に運用を続けています。新NISAも活用し、将来の自由な時間や家族との生活を見据えて資産を積み上げてきました。しかし資産が増えるほど、あることに気付くようになりました。
「健康がなければ資産に意味はない」という当たり前の事実です。お金は後から増やせます。しかし健康を失うと取り戻すのは簡単ではありません。
今回は登山や日々の生活を通じて感じた「本当に価値のある自己投資」について考えてみたいと思います。よくお金があっても幸せになれない・・その時が楽しければ良い・・などと言いますが、登山と投資を継続できる人は富と幸せをバランスよく得られるかもしれません。
結論から言うと登山は一歩一歩の積み重ねでしか登頂できません。途中でやめたり、急いで走って無理をすると怪我をしたり、体力がなくなって遭難します。また山頂までは一直線の上り坂ではなく、登って下ってまた昇りの繰り返しです。ここで大切なのは「計画性」「ペース」です。計画性はメンタル、知識、体力で心技体を表します。山を登る心技体はできているか?それを作り上げる計画は整ったか?実践ではそれが試されます。あとは自分のペースで登山できるか?急がず遅れず淡々と。歩くのみ。3時間後の景色を想像しながら今を楽しむこと。これが登山の楽しみ。
投資も同じで10年後20年後を想像しながら今を一生懸命生きる。ここでも計画性とペースを保ちながら。資産だけでなく、健康にも気を付けながら。
お金より先に必要なもの
投資の世界では、
- 新NISA
- S&P500
- オルカン
- FIRE
といった話題が人気です。もちろん私も長期投資の重要性を理解しています。
しかし、どれだけ資産を築いても、
- 歩けない
- 疲れやすい
- 病気がち
では人生を十分に楽しめません。旅行もできない。登山もできない。
家族との時間も減ってしまう。
資産運用は人生を豊かにする手段であって、目的ではないのです。
健康な人ほどよく歩いている
登山を始めてから気付いたことがあります。元気な人ほどよく歩いています。特別なアスリートではありません。健康的な人の共通点は、
- 歩く
- 動く
- 外に出る
これだけです。
一方で体調を崩しやすい人は、
- 車移動中心
- 運動不足
- 家にこもりがち
という傾向があります。人間は本来、歩くことで体を維持する生き物です。便利になった現代だからこそ、意識的に歩く必要があります。
歩くことは最高の自己投資
自己投資というと、
- 資格取得
- セミナー
- 書籍
- 副業
を思い浮かべるかもしれません。しかし私が最も費用対効果が高いと感じる自己投資は、
「歩くこと」なぜなら歩くことで、
- 体力向上
- ストレス軽減
- 睡眠改善
- 集中力向上
- 生活習慣病予防
など多くの効果が期待できるからです。しかもお金はほとんどかかりません。これほどリターンの大きい投資先は他にないかもしれません。
登山が教えてくれた本当の豊かさ
私は北アルプスや八ヶ岳を歩くことがあります。山頂で景色を眺めていると、不思議な感覚になります。何千万円、何億円という資産のことを考えなくなるのです。
目の前にあるのは、
- 青空
- 稜線
- 風
- 自分の呼吸
それだけ。しかし、その瞬間はとても満たされています。豊かさとは、お金の額だけではありません。健康な体で自然を楽しめることも大きな財産です。
FIREを目指すなら健康を軽視してはいけない
FIREを目指す人ほど健康を意識するべきです。なぜなら、自由な時間を手に入れても、
- 病院通い
- 体力不足
- 慢性的な疲労
では意味がないからです。むしろ資産形成と同じくらい、健康形成も重要です。
私は投資信託を積み立てていますが、それと同じ感覚で健康も積み立てています。
40代から始める健康投資
大きなことを始める必要はありません。
まずは次の3つだけで十分です。
①毎日20分歩く
通勤でも買い物でも構いません。
まずは歩く時間を作る。
②睡眠時間を確保する
投資の勉強より先に寝る。
これだけで体調は変わります。
③自然に触れる
公園でも低山でも良い。
自然は心を整えてくれます。
資産形成と健康形成は似ている
私は投資を続けていて感じることがあります。
健康と投資は非常によく似ています。
投資
- 一攫千金は危険
- 長期継続が大切
- 複利が効く
健康
- 短期ダイエットは続かない
- 習慣化が重要
- 積み重ねが効く
どちらも一日で結果は出ません。しかし続ければ大きな差になります。
まとめ
資産運用は人生を豊かにする素晴らしい手段です。しかし、その前提となるのが健康です。
健康な体があるから、
- 働ける
- 学べる
- 投資できる
- 旅行できる
- 登山できる
そして人生を楽しめる。私が登山を続けて学んだことは、「健康こそ最大の資産である」ということです。投資信託の積立を続けるように、今日も歩く。その小さな積み重ねが、10年後の自分への最高の贈り物になるはずです。

